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今、できること [日本の子どもの未来に、大切なこと]

まだ、日本にいます(笑)
いて、できることを頑張ってる。

今、次々と明らかになっている公文書偽造と隠蔽工作。とうとう公務員に犠牲者まで出した。
森友学園・元園長の籠池氏の、幽閉ともいえる長期拘留。(←ネルソン・マンデラ・ルール違反と国連拷問禁止委員会から非難を受けている)

安倍政権が倒れず、憲法が改悪されてしまうなら、私も、もう日本にはいられません。
民主主義が保証されない国には、怖くて、いられない。

だから、この先も日本に住むためにも、いま できることを頑張ります。

というわけで、
本日、国会前にいきます。

https://standfortruth.jp/0414.html

みなさんも、ぜひご一緒に!

子連れの人も来てますよ〜

うちも前々回くらいに、連れていきました。「これも社会勉強だべ!」とか言って(笑 実際にはお外ご飯で釣った☆)

(子連れなら、デモの列の後ろの方はのんびりしてるので、立ってるだけでOKです。前の方は熱いけど☆笑)

「選挙にいけば、十分じゃない」「今の政府だって、みんなで選んだ政府じゃない」という人もいますが、与党に投票した人たちは、こんな隠蔽工作や権力を私物化する政治家だとわかってて選んだでしょうか?

少なくとも選挙のときはまだ知らなかったですよね?
ならば、投票した人には責任があります。政治家が公約や前言を違えたら叱って、修正させる義務が。
(野党に入れた人は、もちろん国会の前に立って抗議するわけですが。)

「行きたいけど、お家からでられない」という人も、気持ちは国国会前へ!
Twitterなどでの情報拡散も、立派に貢献です。
https://twitter.com/unifhokkaido/status/984533751764889600
(他にもいっぱいツィート流れてます)

ハッシュタグは
#0414国会前大抗議

です!



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お詫び [お知らせ]

お詫びです(←またかよ! 一体何度目だ!…ですよね。。)

下記の記事
「我が家の経口免疫療法(実践編 その2)」
http://sibelius.blog.so-net.ne.jp/2018-01-24

の記事の見え方が
下半分以上がおかしかったのに気付かず
放置してしまってました!![もうやだ~(悲しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

たいへん申し訳ありませんでした。。。。m(_ _;)m
やっと直しました。。。

また同じように「変!」というのを見つけたら、
どうかコメント欄にてお知らせいただけたら幸いです。

(あー、でも誰もこんな読みにくいマニアックな日記、最後まで読まないから気づかないよなぁ、、、と自虐。
うっかり読んでしまって、こんがらがってしまった皆様、平に平に、ご容赦願います〜〜!![もうやだ~(悲しい顔)]
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我が家の経口免疫療法(実践編 その2)〜 卵 編 〜 [アトピー・アレルギー軽減法]

「わが家の経口免疫療法」(準備編1)(準備編2)(準備編3)ときて
いよいよ卵編です。
「食物アレルギーの免疫療法」シリーズの中核となる記事です。
「アナフィラキシーをすでに起こした子の治療は、絶望的なのか?」が焦点です。

[↑]あくまで「わが家の」やり方です。標準治療とかとはかけ離れていますので、そのつもりでお読みください。現代の医療からすると「フライング」に等しいことを、うちはやってしまいました。危険も承知で。「医学の進歩」を待っていられなかったのです。(「医学の遅れ」で命を落とした子がこれまで何人もいた訳ですから。)

 私の個人的な推測ですが「幼い頃から除去一辺倒」の予防法はやめた方が良いだろうと考えています。←証明されるのは、きっとずっと先の未来でしょうが。でも、同じように感じている臨床医はいます。この、「なんとなく、、、〜じゃないか?」から研究は始まるのです。それに、"memory B cellの寿命"についての基礎研究からも、上記の推測を示唆する研究結果が上がってきますので、私が上記の仮説を支持する根拠はあるにはあるのです。それゆえ私は自分の子に経口免疫療法を採用しました。もちろん、アナフィラキシーショックを起こす危険は承知の上で。他人がわが家のやり方を真似する場合は各家庭責任となりますので、よくよく考えてください。
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Qくんの卵アレルギーに対する経口免疫療法は2年以上前に取り組み始めて、一昨年4月にようやく結論がでました。
この「卵のトライアル」の結論が出ないことには、このブログ記事にはできない、と考えていました。

先に書いておきますと、
我が家の卵(加熱卵)の経口免疫療法(緩徐法)は現在のところ成功した、と思っています。というのは、最初の反応量(アナフィラキシーを起こす量)わずか 3 mg(ミリグラム。←グラムじゃないことに注目!)だったのが、現在、加熱卵であれば何個でも(といっても全卵2個までしか試したことはないですが。)食べられるようになったからです。

以下、具体的に。
アナフィラキシーを起こした量:約 3 mg(森永ムーンライト約30mg相当)←mg = ミリグラム。1グラムの千分の1。

スタート量:卵換算で約1 mg(ムーンライト約10mg)

終了時:約40 g(全卵1個を目玉焼きにした量)

かかった期間:2年4ヶ月弱(119週)

これほど微量から始めた経口免疫療法の報告(論文)は世界的に見ても例がない、つまり
臨床試験報告はもちろんのこと、ケースリポート(症例報告)としてもまだないと思います。
(と、私がお話しした某国立大学の小児科の教授はおっしゃってました。)

Luxelは医師ではないので、ケースリポートは書けないのですが、医師だったら書いてますね。間違いなく。
ええ。医師でなくて残念です。まったく[ダッシュ(走り出すさま)]
誰か医師の方がこのブログをヒントに、ご自身で臨床研究を実施して、論文にしてくれたらいいな、と思います。(この教授が正式に臨床試験としてやってくれないかなー、と期待してお話ししたわけですが。。。。)

一昨年の4月初めにゴールの量(40g=全卵1個)に達した後は、「慣らし期間」というような意味で、
2日に一度は加熱全卵(オムレツとか目玉焼き、卵焼き。よく火を通すのがミソ)を食べさせています。
生卵には反応して、かゆくなったりお腹が痛くなったりするので、原則して除去ですが。生卵が入っているマヨネーズなどを試して(慣らして)いる最中です。(←初めはちょこっとから。今、ポテトサラダ1人前くらいは大丈夫なことを確認しています。)

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私は次のような仮設
超微量からの経口免疫療法は、かなり重症の食物アレルギーでも治癒しうる
をたて、自分の子でトライ(というか、実験です。苦笑)したわけで、この実験は n=1(nは試験数。Qくんのこと)です。でも、誰かがやってみて、結果を書くことには意味がある、と思っています。
臨床研究は、どんな研究も最初の観察、つまり「n=1」の結果に医師が「おやっ?」と思うことから始まるもので、この我が家の結果も、医師の目に止まることを期待して書いています。

 逆に言うと、一般の方に「真似しろ」と言っているわけではないことをわかっていただきたいです。
何度でも書きますが、リスクのあることだし、私に責任はとれません。ただ、現代医学が追いついていないせいで、みすみす治せる機会を逃してしまうのが私には耐えられませんでした。だから自分の子でトライしたのです。自分の子だからできる実験です。

さて、その経口免疫療法の医療における位置付けと現状について。

<おさらい>アレルギー学会は、「経口免疫療法はまだ研究途中の治療法」として位置付けています。経口免疫療法には、2ー4週間入院して実施する「急速法」と、在宅で医師の指導のもとに実施する「緩徐法」があり、現在、臨床試験が進行中です。しかし残念ながら、「急速法」については去年11月に退院後3ヶ月目に牛乳を摂取して(おそらくアナフィラキシーショックを起こして)心配停止になり、低酸素脳症に陥った結果、脳に障害が残ってしまった事例がありました。(元記事:http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201711/CK2017111502000125.html)、そのため現在、「急速法」の臨床試験の新規受け入れは中止されています。


わが家が「緩徐法(超緩徐法と言うべき)」の方を採用した理由は、「急速に導入した免疫寛容は短期間でとけるのではないか?維持が難しいのではないか?」という疑いを以前から持っていたためです。(わが家の「卵の経口投与」の開始は4年ほど前です。)研究の面では、基礎研究(=動物実験の系)において「免疫寛容の維持期間」についての論文が、1960年ー1980年代に散髪的に出ていたと記憶しています。多くはありません。)ちなみにヒトの経口免疫療法の作用機序(仕組み)については、ほとんど不明です。

なぜ、私がそんな「論文も出ていない、超微量からの経口免疫療法」を実施したのか? 
まずは、Q君の卵アレルギーの経緯をご説明します。

Q君の卵アレルギーがかなり酷い(=微量で反応してしまう)ということは、
偶然にも牛乳を解禁して1年ほどたった4才3ヶ月のとき(9月頃)、ある市販品のチーズを食べさせたときにわかりました。
まさかの誤食!! (> <)
チーズで卵にあたるとは!!

こちらの商品
https://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2012/detail/20120822_01.html
(現在は既に販売終了)

同じメーカーの同じブランド品で、超有名キャラクターのついた商品には入っていない卵白が、
この商品には入っていたのです。
たぶん、つなぎ成分として卵白が使われていたのでしょう。

「同じブランド品だから~」と、成分表をよく見ないで買って与えたLuxelがもちろん悪いのですが、
(当時の)主治医のS先生によれば、同じ製品であたってしまった(アナフィラキシーショックを起こした)子がすでにいたそうで、
「これ、要注意の製品なんですよ」とのことでした。
(この製品が早々に販売終了になったは、同様のクレームがあったのかもしれません。)

とにかくこのチーズボールを1個食べて猛烈な腹痛を催したQ君、「当分の間、卵は除去」ということになりました。
それから3ヶ月くらい経った頃、小麦が解禁になった4歳半の冬、とうとう卵にトライする日が来ました。

S先生は「卵は微量でも反応してしまうくらい酷いようですから、経口免疫療法が可能かどうかをみるために入院負荷試験をする必要があります。でも、この病院ではできないので、負荷試験ができる病院を紹介します」と、少し遠方の大きな病院を紹介してくれました。

ところが、その病院にお電話で確認すると、「卵の経口負荷試験の最低量は0.5グラムです。これを食べれないと経口免疫療法に入ることができません。」とのこと。

卵0.5グラム(=500 ミリグラム)なんて
超・大・量
やないけ!!

と愕然としたLuxel。
たった1個(数グラム)のチーズボールのつなぎに使われてる(たぶん微量の)卵白に反応してしまうQ君には
絶対にクリアできないよ、こんな量。。。。
そしてたぶん、Qくんの卵アレルギーは、「年齢が上がれば0.5gを食べれるようになる」というようなレベルではない。。。。

うーーーーーん。。。。

と悩んで、とりあえず、
まずは実際の反応量をきちんと割り出すことにしました。
(病院ではできなくても、家ではできるので。笑)
医師ではないので、完璧なリスク管理、とはいきませんが、
最悪、重度のアナフィラキシーショックが起きても、エピペンがあるのでなんとかなる!と
腹を決めました。(注射なら動物にしなれてるし。)

ちなみにアレルゲン食品(森永ムーンライトの粉)を計量した電子秤はこういうの。Amazonで購入。
同じ品は今はないので、後継機と思われるこちらをご紹介。

https://www.amazon.co.jp/Simerst-%E6%90%BA%E5%B8%AF%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97-%E3%83%9D%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB-0-01g-500g%E7%B2%BE%E5%AF%86-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E5%8F%96%E6%89%B1%E8%AA%AC%E6%98%8E%E6%9B%B8%E4%BB%98%E3%81%8D/dp/B0734THR14/ref=sr_1_2_sspa?ie=UTF8&qid=1516666369&sr=8-2-spons&keywords=%E9%9B%BB%E5%AD%90+%E3%81%AF%E3%81%8B%E3%82%8A&psc=1

精度確認については1円玉を4、5枚測ってみましょう。1円玉=ほぼ1gです。
(機械によっては「0.7g」とか、大きくはずれた値が出る場合があります。運悪く調整不良品にあたった、ということだと思いますので、買ったところに送り返します。重さの表記がいろいろ選べますが、もちろん「g」を選択します。

食べさせる材料は
森永製菓から出ている「ムーンライト」ビスケット。
HPの記載から卵の含有量は11%であることがわかっています。(ただし、卵白と卵黄の比率は不明。)
ちなみにこのビスケット、卵アレルギーっ子の親にとっては有名な存在のようです。
(除去しなくてはならない対象であり、負荷摂取に使える商品でもあり。)

このビスケットをジップロックの袋に入れて、麺棒で粉々に。
エピペンと抗ヒスタミン剤(アレロック)、水の入ったコップをすぐに手の届くところに用意し、
まずは、マイクロスパーテル(小型薬さじ。耳かき大)1杯分(測ると10mg相当=卵として1.1mg!)を
何気なく食べさせてみる。(ビクビクもの)で、1日目終了。何事もおこらず。

翌日、2杯分。無事終了。

翌々日、3杯分。ーーーーーーでました、アナフィラキシー! 

食べて数分後に「喉がかゆい〜」と言い始め、抗ヒスタミン剤(アレロック)を服用させるも、10分後くらいにお腹痛い〜と始まり、
じっとしていられないくらい痛い、でもウンチはでない、という状態。
エピペンを打つかどうか迷いましたが(今の基準だったら打たねばなりませんが)、エピペン片手に待っていると、20分くらいでなんとか治まったのでホッ。

しかし。

判明した最小反応量は
卵に換算して(約)3mg !!
(超・ 重症やんけ。。。冷汗)

どうすべぇ。。。

正直、悩みました。
「こんな微量にも反応するなんて、、、負荷試験(=500mg摂取)どころか経口免疫療法も無理なのでは?」
「毎日の経口摂取に持ち込めるのか?」
と迷いましたが、それだと一生、卵は食べられない公算が「大」。。。
さいわい、電子秤で測れない量ではなかったので心を鬼して「LET'S TRY!」

とりあえずミクロスパーテル1杯(約10mg)に戻して1週間この量を維持することができたら先に進もうと決めました。
(さすがに)鎮静期間1週間を置いて、再度挑戦。
マイクロスパーテル1杯分を与え、
摂取直後すぐに牛乳100mLくらいを飲ませます。(←おまじない、じゃなくて、"bystander suppression"を期待してのことです。)
いやードキドキしましたが、
幸い、痒さは出ませんでした。

なので、粉状のムーンライト、マイクロスパーテル1杯分(約10mg)を1週間、毎日与えました。
結果、何も起きませんでした。

ほっと胸を撫で下ろし、
次の週はミクロスパーテル2杯(約20mg)
これも無事、クリア。

いよいよ3週目。
ミクロスパーテル3杯(アナフィラキシーを起こした量です)。
毎日、あげる度にドキドキです。

ついに1週間、何事もなくクリアできた!!

もしかしたらダメかも、と思っていたので、何事も起こらず、嬉しかったです。
その前の2週間、微量から慣らすうちに、「慣れ」が生じたのでしょうか。(機序はわからないのですが)
牛乳と一緒に摂取したのがよかったのかわかりませんが、
かつての反応量をクリア。

以後、7日ごとに4杯分、5杯分、、、と増やしていき、10杯分=100mgに達するまで3ヶ月弱はかかりました。
100mg(=0.1g)に達したところで普通の小さじを電子秤に置いて測るようにし、
110mg、120mg、130mg、、、、
と、200mg(=0.2g)までは10mgずつの増加率で毎週増やしていき、
200mgの次は220mg、240mg、260mg、280mg、300mg、
330mg、360mg、390mg、420mg、
460mg、500mg

500mgを超えたら

550mg、600mg、、
と、およそ1割増で増やしていく計画でしたが、
実際にはこの通りにはいきかず、1、2度、前の量にもどしたり、増量幅を狭くしたり、でした。
(痒みの出現したら、量は臨機黄変に。)
それで10mg→1000mg=1gに到達するまで約1年かかりました。


さて、入院しての負荷試験ですが、
ちょうどQくんが5才のとき(経口摂取を始めて6ヶ月目)のときに実施しました。
この時、Qくんのムーンライトの摂取量は300mg程度(=卵換算で33mg)。
当然、クリアできるはずもなく、
病院でだされた最低量の炒り卵0.5gであえなく撃沈。
摂取の数分後に口の痒みを訴え、30分後くらいに腹痛が始まり、のたうちまわり、、、
ドクターを呼んだら、ボスミン注射(エピペンと同じ薬剤アドレナリン。病院専用)になりました。
いやー、アドレナリンの効きの早いこと早いこと!
うって数十秒後にはケロリ。
(注射するまでは嫌がって大騒動で、看護師さんに取り押さえられて注射[わーい(嬉しい顔)]

結局「来年の負荷試験を待ちましょう」となりましたが、
1年待ったからと言って、0.5gが食べてれるようになる、と考える根拠は何もありません。
なので、引き続き医師には内緒でコッソリ経口摂取を進めていき、
タイミングを見計らって(負荷の3ヶ月後くらいに)、ドクターに「誤食」をきっかけに少し食べさせてみた、と申告しました。(←嘘です。本当は計画的誤食=意図的な経口摂取です。爆)

まぁ、医師としてはアナフィラキシー反応の既往のあるアレルゲンを「少し食べさせてみましょう」と言う訳にはいかないんですよね。。。(←大人の事情、というか、医師の立場として)
実際、誤食を機に医師が経口免疫療法を提案する、ということはよくあるのです。

私が紹介先の新しい主治医のM先生に申告したのは摂取量が1gに近づいていた頃でした。(ちょうど誤食しそうな量、という意味でもいいタイミングでした。)
というのも、Qくんの経口摂取は口腔内や咽頭の痒みとの戦いでして、痒みがでることはけっこうあったのです。
(腹痛は出ませんでした。)なので、以前、牛乳や小麦の経口摂取のときや、誤食時のために処方してあった抗ヒスタミン剤を痒みが出るたびに使って、とうとう使い切ってしまい、あらためて処方していただく必要があったのです。そういう理由で、卵の経口摂取はどうしてもドクターの公認の下にやっていく必要があったのです。

で、「実は床に落ちてた炒り卵1欠片を誤食しまして、、、」と言ったらそうしたら、「では、誤食量より少ないところから経口摂取を試してみましょう。」となり、まもなく0.5gの負荷試験も受けました。(もちろんクリア!)
以後はドクターの監督の下に経口摂取が行えるようになり、
新しい主治医のM先生のガイドの下で卵を計画的に増量しながら摂取継続することができ、安心でした。

ただし、「医師の指導のもとならアナフィラキシーが起こらない、という訳ではありません。
M先生の増量幅の指示は最初、「毎週2割ずつ増やしていく」だったのです。
でも、Qくんには、2割増というペースは無理でした。量を増やすたびに痒みが出てしまうのです。
なのでそのことをM先生に話すと、あっさり「では1割増でいきましょう」となりました。
(このあたりの増量幅は、個人の症状にあわせて柔軟に変えてよさそうでした。)

1.0g、1.1g、1.2g、1.3g、、、2.0g、
と1割に満たない増加率で増やしていきました。
2g以上になる頃になると、増量幅を同じ1割ずつ、とする訳にもいかなくなりました。
増量幅1割でも、結構な頻度で、口腔/喉の痒みが出てしまうのです。
なので、増量幅を削って、例えば「2.0g→.2g」とするところを「2.0g→2.1g→2.2g」というように
小刻みに増やしていきました。(量を変えたら1週間その量で維持。)

(M先生には事後報告でしたが、「いいよいいよ、無理は禁物だ。しんどい思いを何度もさせて、本人が『卵(クッキー)食べるの嫌っ!』ってなっちゃうと元も子もないからね」と言って、量の変更には鷹揚に対処してくれました。)

ちなみに、口腔内や咽喉のかゆみが出る量は腹痛よりも少量のようでした(当然といえば当然ですが)
ので、痒みを目安に増量幅を調節していけば、腹痛が出ることはありませんでした。
それに、同じ量でも日によって口腔/喉の痒みが出たり出なかったしました。
なので、2日続けて同じ量を与えて、2回とも痒みが出るようなら量を1〜2割減らし(つまり1〜2週戻って)後戻りすると、その後はうまく痒みも出ずに、その量を超えていけました。

[ダッシュ(走り出すさま)][たらーっ(汗)]

そうやって増量幅はだいたい5ー10%くらいで量を増やしていきました。
(3g台あたりは 3.0→3.2→3.4→3.6→3.8→4.0g という感じでクッキー粉を増やしていきました。)
ムーンライトクッキーは1枚が約7g(卵換算で約7.7g)あり、
この頃になると粉じゃなくて、割った大きな欠片を組み合わせて重量調整していたのですが、
Q君も1枚近くを毎日食べているからか、なんとなく「食べ飽きた感」が出てきていました。
そのことを先生に話すと、「じゃぁ、炒り卵に変えましょう!」と。
今度は炒り卵を作り、最初0.5毎週末、2週間分くらいを量って、ラップに包んで冷凍するのが私たち夫婦の習慣になりました。
それを毎晩、レンジでチン!としてQ君に食べさせます。

炒り卵は
 10g台では約1〜1.5gずつ、
 20g台で2〜3gずつ
というように、痒みの反応を見ながら増量していきました。
増量幅が1割を超えるときもありましたが、
最後の方、30g台あたりからはまた1割以下の増量に戻しました(痒みが出ることが多くなったので)

そしてとうとう一昨年の4月、ついに炒り卵を40gまで食べることができたので、思い切ってかた茹でゆで卵1個にトライしました。
醤油をつけて、なんとペロリ! パチパチパチ〜!!

以降は維持期間、ということで
「毎週3回、卵まるまる1個を、どんな(加熱)調理法でもいいので食べさせてね」
となりました。
(1年以上経ったいまは、週に2回くらいになっています)
今では「目玉焼き」が大好き!です。

おやーーー正直、感無量でした。
3mg(粉というかホコリくらいの量)でアウト!だった子が卵まるまる1個。。。
人間の体の可塑性というか順応力ってすごいもんです。

ここまでけっして「順風満帆、何も症状が出ない」というような経過ではなかったけど、
エピペン使うほどひどい症状もでず無事にこれたのは、運がよかったのかもしれません。
以上は、あくまで「我が家の経過報告」です。
でも、「ミリグラム単位の微量アレルゲンに反応する子でも、治せる可能性はあるんだ!」ということは、情報として価値があると思いましたので、ここに記します。

ちなみに今でも、「生の卵」はダメです。反応してしまいます。
マヨネーズならけっこうな量、OKになりました(マヨネーズは酸性なので、卵のアレルゲンたんぱく質も変性して無害になっているのかもしれません。)
ポテトサラダなら一人前くら食べられます。

でも、いろんな加工品に入っている卵にあたって痒くなったり、お腹が痛くなったりすることは、正直あります。
意外な物に生の状態の卵は使われているのです。(市販のケーキの生クリームの安定剤として、とか)
あと、要注意なのは「茶碗蒸し」とか「プリン」です。
どちらも「す」がたつほど長時間加熱すると大丈夫なのですが、
いわゆる「きれいな」ちょうど良い蒸し具合のものを食べると、痒みや腹痛が出てしまいます。
(都度、アレロックを飲ませれば治まりましたが。。。)
あと「とろとろオムレツ」は無理。。。
だし巻き卵も焼いた後にレンジで加熱を加えれば、中まで火が通るので、食べれます。(Q君の分だけ、レンジで追加加熱してます。)

というふうに、実際には「卵 全解除!」では全然ないのですが、
加熱卵OK!
になっただけでも、食べられる食品の幅はずいぶん広がり、本人も私も、がんばった甲斐はあった、と感じてます。

これはあくまで我が家の、Q君のケースので、
同じようにやって、同じ結果にならない子もいるかもしれません。
その点は理解した上で、どうするかはお母さんやお父さんの判断だと思います。

それから最近は「IgE陽性でも、離乳早期にアレルゲンを食べさせるのが良い」と主張する医師もいます。
でも、私は、それは「そのアレルゲンに対し、アナフィラキシーを起こしていない子」であることが前提条件だと考えています。
アナフィラキシーをすでに起こしたことのある「ハイリスク」な子は、やはり用心してかかるに越したことはない、と思っています。
だから我が家も、経口免疫療法にとりかかるのは、体重15kgを超えて、エピペンが処方されるのを待ってからにしたわけです。エピペンが手元になかったら、この記事に書いたような冒険は、とてもできませんでした。

そうすると、経口免疫療法を自宅で実施するのは、やはり体重15kgを超えてから、つまり「3歳前後から」ということになります。
経口免疫療法の最適時期は、ほんとうは3歳よりもっと早いのかもしれません。
その可能性は、あります。
でも、やっぱり母親としての私は「安全第一」という判断でした。
アナフィラキシーショックは命にかかわる症状です。これまでに何人かの子供が命を落としています。
それを絶対に「回避できる装備=エピペン」なしには、このような冒険的取り組みはしなかったと思います。

おそらく、ですが、経口免疫療法は腸管の「免疫抑制細胞(制御性T細胞?)」の誘導能に依存した治療法です。
アレルギー児の腸管はどういう理由でかわかりませんが、その免疫抑制細胞の誘導能が低いのだと思います。
でも、成長に従って腸管も成熟し、免疫抑制細胞の誘導能も上がれば、経口免疫療法が可能になる、と考え
3歳頃には経口治療が可能になるのでは?と、予想して、経口免疫療法をスタートさせました。
でも、いちばん微量に反応する卵は、後回しにしたわけです。

それなりに、リスクを考慮した上での冒険は、とりあえず成功だったと思います。

でも、まだIgE陽性の「そば」「ピーナッツ」「アーモンド」「カシューナッツ」等々、まだまだトライアルは続きます。。。。この後の経過も、順番にアップしていくつもりです。

どうぞお楽しみ(?)に!!
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"我が家の経口免疫療法" (準備編3) アトピーだけど、離乳食どうしたら? [食物アレルギー対策]

<お詫び>記事の下の方の、卵の量を変更しました(訂正前のものをアップしてしまっていました。)どうぞご注意ください。

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久々にアレルギー関連の記事の更新です。

2016年末、国立成育医療研究センターから
食物アレルギーの早期予防に関する論文が発表されました。
https://www.ncchd.go.jp/press/2016/egg.html
掲載雑誌はLancet。医学系の最高位です。さすが!
論文リンク
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(16)31418-0/abstract
アトピー性皮膚炎のある乳児を集めて、生後6ヶ月から
加熱全卵粉末50mg(生全卵200mgに相当)を与えるランダム化介入試験(つまり半数はプラセボ)を実施して、その結論として「1歳の時点で鶏卵アレルギーが8割減った!」という
なかなかにインパクトのある結果が出ています。(HPには、わが国では医師の指示で3歳児の5.8%が鶏卵摂取を制限されています、と記載されてます。)

これは「早期経口免疫療法」とでも言うべき方法で(※経口免疫療法は現在のところ5、6歳になってから推奨)、
素晴らしい研究と思います。
もうしばらくすれば「血液検査でIgE陽性なら除去を指示」という対処法(治療法)は学会レベルで変更され、「離乳開始とともに(注意しながら)積極的に食べさせてましょう」となるのでは、と思います。
(今すぐに家庭で実施するのは避けて、と彼らはHPでは呼びかけています。これは医師の立場からすれば、そう言わないといけない。)

これは「除去食療法(←正確には「療法」とは言えないのですが)」が長らくスタンダードであった過去30年からすると、一大転換であり、
エポックメーキング的な研究(英国で先に発表されたピーナッツの研究がありますが)です。

ただし、この研究をもってして「ほら、やっぱり早期に食べさせた方がいいのよ!」とは一概にはならないので、注意が必要です。
この研究は「生後4、5ヶ月の時点でアトピーのある子」を集めて実施しているのですが、その際、除外基準があります。
「卵と卵製品を食べたことがある子」は除外。←は、いいとして、
卵に対する即時型アレルギー反応(アナフィラキシー反応)を起こしたことのある子
特定の食物に対して非即時型アレルギー反応を起こしたことのある子
は除外されています。

つまり、
「すでに卵アレルギーを発症している子」
「食物アレルギーを起こしている/おこしやすい」と推定される子」
は除外されているのです。んんーーーー??
じゃぁ、もうアナフィラキシー起したことあって、一番困ってる子(と親)には役に立たないじゃん!
うちのキュ〜君(当時)も、この臨床試験には入れてもらえないんだぁ。。。

と思ってしまいますが、
まぁ、これは仕方ない、というか、
「この研究はこれから始める一連の経口免疫療法の最初の臨床研究なので、最初はリスクの高い子は除外した」ということです。研究が続いていけば、そのうち対象にしてくれるでしょう。

(アナフィラキシーを起こした子がこの試験に参加すると、かなりの高確率で命にかかわるアナフィラキシーショックをおこすと予想されます。体の小さい、体力のない乳児をそこまでの危険にさらすのは倫理的にゆるされないからです。もっと「経口免疫療法は安全である」という証拠が増えてからでないと、トライアルできないのでしょう。)

ただ、この研究の結果も「すでに卵アレルギーを発症している子」「食物アレルギーである可能性が高い子」にあてはめることはできない、ということです。
そこは注意して論文を読まなくてはなりません。
でも、生後6ヶ月ではまだ離乳食開始してない子もいるだろうし、アトピーの子を集めた、ということはアレルギー体質の子が多い、ということ。食物アレルギー予備軍は含まれている集団だと考えられます。

実際、どういう子がエントリーしているか見てみると、
卵白特異的IgEやオボムコイド特異的IgEが出ている子も出ていない子も入っています。
血液検査では「陽性者も陰性者もいる」状態で、ミックスです。
ランダム化試験(RCT)なので、平均値は異なりますが、
うまい具合に、介入群よりプラセボ群より方が試験前のIgEの数値が高くなっていて、
「介入によって悪化したかどうか」は判定しやくなっていると思います。

それと、この論文の結果を読む上での注意点は、
卵投与群も、プラセボ群も、投与に入る前に
「ステロイド外用剤や保湿剤をしっかり使って、アトピーの湿疹消えるまで」がっつり治療している」点です。
(" Specifically, for infants with moderate-to-severe eczema, we applied topical corticosteroids (0·1% hydrocortisone butyrate ointment for the face and 0·12% betamethasone valerate ointment for everywhere else) daily until the eczema disappeared. ")

なので、
「じゃぁ、ステロイドを使っていない子は湿疹が出るけど、どうなの?
そういう子も、早めに卵を与えた方がいいの?」
という疑問に答える論文ではないんですよね。
(Luxelも、「湿疹は、治せるものなら治した方がいい」とは思うのですが、
「たとえステロイドを使ってでも」かどうかが違うわけです。

(私の方針は「ステロイド以外の方法で湿疹が治るのなら、何でも(保湿剤、入浴法、消毒、etc.)トライするべきだ」です。これは私自身の実体験から得た教訓なので、アレルギー学の大家の先生達と対立することになっても曲げません。だってこの先生たち、自分の子供がアトピーで、ステロイド有り/無しで育てて、食事の面倒まで見た経験って持ってない人たちですから。)

まぁ、この研究の最終的な目的の一つは
「皮膚をステロイドでしっかり治療することによって、食物アレルギーの発症を予防した方が良い」と言いたいのでしょう。(ただし、この論文でこの結論を言う試験の設計にはなっていませんから、「卵は早く(生後4〜6ヶ月)与えても大丈夫。ただし、湿疹はがっつり治療してるんだよ♪」くらいの結論です。
それでもこの論文に価値がない訳でありません。(いえ、ちゃんと価値あります。)
なにしろこの分野、なかなか進展がないもので、
「アレルゲン候補タンパク質を食べさせる時期は、4〜6ヶ月の間、早くても大丈夫(ただしステロイド使ってでも治療してたらね)」は言えるわけですから。


で、「8割は卵アレルギーにならなかった」という結論ですが、
気になるのは「プラセボ群の結果は?」「卵を与えたグループの残りの2割はどうだったんだろう? アレルギーはひどくなったのかしら?」
という疑問と、
この研究は「皮膚症状をステロイドを用いて完璧に抑えた」そうで、
「えーーー、この子たちはこの試験が終わったら、ステロイドから無事離脱できたのかしら?それともまだ使い続けているのかしら?」という疑問。
そもそも「ステロイドを使わなかった場合の皮膚症状の変遷は見ていない訳で、もし使わなかったらどうだったんだろう?」と気になります。

日本の小児科は英米豪にくらべると、子どものアトピーに対しかなり積極的にステロイドを使う方を打ち出していますので、長い目で見た場合に、大丈夫なんだろうか?と。
(研究グループ長の大矢先生はステロイドは保湿剤と組み合わせ使うはずなので、たぶんステ単独よりはステロイド使用量としては抑えられているのでは、と期待して推測しますが、使うことには変わりがないので、長期使用になると心配です。)

この研究を、皮膚症状を徹底的に抑えてて実施したのは、この研究が「食物アレルギーは皮膚から(食物アレルゲンに)感作しておこる」という仮説に立っているからです。(HPの「補足説明2」参照)

でも、私が調べた限りでは、この説「経皮感作説」はそんなに強力な証拠に裏打ちされた仮説ではありません。
英国でのピーナッツアレルギーの研究(英国ではピーナツオイルを入浴後にベビーオイルとして皮膚に塗る習慣がある)や
茶のしずく石鹸誘発小麦アレルギー事件を根拠としているのではないか、と思います

私たち母親の生活実感からすると、確かに赤ちゃんは食事を手で掴んだりはしますが、
アトピーの湿疹が出ている頰や手足の関節の屈側になすりつけたりはしません。
口の周りに「よだれかぶれ」が出ている子では、その「かぶれ」の部分から接触することはありえます。「よだれかぶれ」から感作することが絶対にない、とはいえません。
よだれかぶれの部分から弱い感作(すると血液中に食物特異的IgEが検出される)が生じる可能性が無いではないのですが、それがよだれかぶれからの感作なのか、口腔内粘膜経由での感作なのか、腸管経由なのか、区別する術はありませんし、とりたてて経皮だけを警戒する根拠はないように思います。
(日本は、幸いピーナツ油やごま油で赤ちゃんのスキンケアをする週間はありません。市販のベビーオイルは食用油とは関係のないミネラルオイルです。)

赤ちゃんのよだれかぶれは昔からありふれていて、食物アレルギーを増やす原因になっているとはちょっと考えにくい。(←我が家のキュ〜君の経験からも。)
それに、アトピーが出たままで離乳食を開始したうちのキュ〜君がアナフィラキシーを起こしたのは
離乳前の血液検査が RAST(特異的IgE)陽性だった「卵、小麦、牛乳」だけでした。

キュ〜君の場合、1歳から2歳くらいの間に一時的に「じゃがいも、とうもろこし、鶏肉、さば、あじ 」などが一時的に低いながらも陽性を示しました。(ちょうどよだれかぶれが出ていた頃ではあります)これは腸を経由しての感作だけではなく、かぶれ部位での経皮感作の結果だったのかもしれませんが、幸いこれらは食べても何の不調も起こらなかったので、食べさせ続けているうちに、2、3歳の頃には陰性化していきました。(キュ〜くんのIgEデータ参照⇩)

なので、私は「ピーナッツオイルを全身にするこむように塗りたくる」とか「タンパク質入りの石鹸や入浴剤で全身を毎日洗う」とかでない限り、経皮感作は起こらないのではないか、と考えています。(もちろん生物は個体差のある集団ですから、絶対にない、とは言えませんが。)
少なくとも、「よだれかぶれ部位でアレルゲンに感作して食物アレルギーになるから、よだれかぶれもステロイドを使って直すべきだ」というのは誤りだろうと思います。

いずれにせよ、「よだれかぶれから感作して、アナフィラキシーを起こすほどの症状が出る。」とはちょっと考えにくいと思います。
上記の成育医療センターの研究紹介のHPに英米のピーナッツアレルギーの背景が紹介されていますが、「空気中の抗原」が原因ならば経皮よりは気道粘膜や肺粘膜の方がよほど問題になりそうです。(でも、喘息には言及してません)
私の推定なのですが、「アレルギーを克服するには、腸管粘膜からアレルゲンを吸収させることが大事」ということです。そもそも制御性T細胞を効率よく誘導できる体表面は腸管だけです。
「食べる=腸管免疫にアレルゲンが接触する」ことが、アレルギーの発症を抑制するのだと思います。(このアレルギーを抑える仕組みを「経口免疫寛容」といい、大昔からある免疫学研究テーマの一つです。)

もっとも「ヨダレかぶれの部分だけにある食物を毎日接触させ、接触させるだけで食べさせないでおく」なんていう、日常生活にありえなさそうなシチュエーションを模した研究はこの先も実施される見込みはないので、真実が明らかになることもないと思いますが。。。

よだれかぶれの湿疹から体内に入るアレルゲン量よりはるかに大量のアレルゲンが腸管に入っていき、それらは制御性T細胞を始めとする、そのアレルゲン特異的な免疫寛容を腸管において誘導するからです。
よだれかぶれ部位で微量のアレルゲンに感作してアレルギーが生じる反応が起こったとしても、腸管で誘導される免疫の方がはるかに強力です。

ただ、一つ、注意した方がいいだろうな、、、と思うのは
「ある食物を毎回、微量ずつ」よりは、「ある食物を、(アナフィラキシーが起きるのでない限り)、腸管にしっかり届くくらいの(大)量」食べさせた方がいいだろう、と思います。
口唇や口腔内にだけ届く量よりは、(胃で分解されても、なお)腸管にしっかり届くくらいがいい。
それは、制御性T細胞は、腸管粘膜で生み出されるからです。


============

ではどうしたら?
ですが、離乳食はあまり考えずに5、6ヶ月から初めて良いと思います。
ただ、みなさんそうだと思うのですが、
たんぱく質含量の低い野菜から与え始めるお母さんが多いと思うのですが、
これはいいと思います。

そして、これはちょっとしたアイデアなのですが(3人目がもし生まれてたら、私がやろうと思ってたアイデア)
スプーン1杯くらいの「ガラクトオリゴ糖」をミルクに加えるか、りんごのすりおろしやつぶしバナナにまぜて与えます。
なぜガラクトオリゴ糖と限定するか、というと、母乳に含まれるオリゴ糖はこれなのです。
便秘解消等に使われることもあります。
オリゴ糖の種類が違えば、育つ腸内細菌の種類も異なることがこれまでの長い研究でわかっています。(日本は腸内細菌については長い研究の歴史があります。発酵食品のシェアも大きいですから。)
腸内細菌は、腸管免疫の方向をある程度変えることが知られています。
菌は、腸管の正常な成長に必要なのです。
(無菌マウスの腸管免疫組織は小さく未発達だ、という研究があります。日本の研究です。)

前にもこのブログで書きましたが、
「生後半年くらいで一度、血液検査をしてもらい
トータルのIgEの数値(RAST値と表記されることも)と
主要なアレルギー抗原(卵、牛乳、小麦、等)に対するIgE抗体の有無くらいは調べておいた方が良い」
と書きましたが、ぜひやってくれるところを探してみてください。
「身内にひどい食物アレルギーがいて、遺伝が気になる」とか「兄弟がひどいアトピーで」(←うちがお願したときの理由。先生も、「じゃぁ、特別に」とやってくれました。)言うとやってくれるかもしれませんので、少々嫌な顔されたくらいではひるまずに、ぜひお願してみてください。

あらかじめIgEが出てるかどうかわかっていると、アナフィラキシーを警戒することができます。
というのは、アナフィラキシーに対処できるエピペンの処方は体重15kgになってからなので(←これ、ほんと片手落ちだと思うのですが)、離乳食の時期にはもらえないのです。

たとえば、卵に対するIgEが「有」と出たら、食べさせないのではなく、
「最初のトライは、病院が開いている時間にする」
あるいは
「病院に連れて行って、そこで食べさせる」(←意識の高い先生だと、連れてきて、ここであげていーわよーと言ってくれたりします。)
ようにすれば安全です。特に後者。
最初は、固いり卵、固ゆで卵など、しっかり火を通したものを0.2g(←論文の値)から、が妥当と思います。(でも、この量でもうちのキュ〜君はアウトだったんですよ。だから、病院内で、を強くお勧めします。つまり「アレルギーに詳しい小児科の先生」を探すに越したことはないです。)

食後1時間くらいは病院にいた方がいいでしょう。
アナフィラキシー症状がでないか、よく観察します。
たとえば、「口腔内のかゆみ=あかちゃんが口に手をつっこんだり
ベロをしきりに出して、食べた物を出そうとしていないか?」
「かゆそうに目をこすっていないか?」
「(腹痛で)泣いて、急に下痢便が出たりしないか?」
「急に咳が出たり、ゼーゼーひゅーひゅーと喘鳴が聞こえないか?」
「急に、蕁麻疹がでてないか?」
などです。

アトピーがすでに出ている赤ちゃんのお母さんは、よく「食後に皮疹が悪化した」といって「○○アレルギーかも」と悩む人が多いですが、1日単位の皮膚の症状の変化を一喜一憂する必要はありません。
(よほどはっきりと、食後1時間以内くらいにはっきりとした蕁麻疹が出たりしたら、それは別ですが、そういう場合は上記の他の症状も伴っていると思います。)

この「ファースト・トライ」で「大丈夫な量(何の症状も出ない量)」がわかったら、あとは簡単です。
おうちで毎日でなくてもいいですが、1日おき、とかでちょっとずつ増やしていけばいいのです。(おかゆと一緒に口にいれてやる)
例えば0.2gがオッケーだったら、論文だと3ヶ月後(生後9ヶ月)からは量が1.1g相当にぐっと上げてあります。
が、私は自宅で実施する場合には漸増していった方が安心だと思います。

増やすペースは1週間(投与は3回以上)は同じ量を続けて、次の週は少し増やす(0.2gから0.3gへ。)
で、また同じ量で1週間、3回以上くらい与えてみます。3週目には0.4g、4週目には0.5g、、、くらいの感じで。心配なら2週間同じ量を続けてもいいと思います。
卵抗原へのIgEが血中にあったとしても、症状が出ない限りはトントンとこんな感覚で増やしていっていいと思います。
ただし、1回でも症状が出たら、ちょっと立ち止まってください。

そのとき症状は、
・「口腔内のかゆみ」だけなのか、
・腹痛がありそうか、食べた後に出る便が泣いてそうか、
・じんましんが出ていないか(ベビー服を脱がせて点検)
・喘鳴(ぜんめい)はあるか?(呼吸音が「ぜーぜー」「ひゅーひゅー」言っていないか、「ゼロゼロ」音=分泌物が増加している気配がないか)

冷静に、でも、さっと一通り観察して、
もし抗ヒスタミン剤が処方されてたら飲ませてください。(医師の指導の元でやっていれば、そのような処方と指示が出ると思います。)

で。いよいよ、次回、このブログで一番肝心な記事(かも)。

こういった、「アナフィラキシーを起こしてしまったお子さん」について。
上に紹介した研究から除外されるような子はどうしたら? です。
まさしく、私がうちのキュ〜君にやった方法のご紹介、ついに次回!

近日中にアップの予定です。




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当ブログの「言い訳」 [お知らせ]

毎記事ごとに私の「言い訳」を聞かされる読者の皆様にあまりに申し訳ないので、、、
ここに別記事とします。

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研究者は通常、当ブログ記事のような、多分に予測を含む記事は滅多に書きません。
研究者の本分はそれぞれの専門の分野で、論文を出すことが主務であり、責務です。
(みなさん主務に専心されてて、こんな話題アレコレブログを書く暇なんてないのかも。
ということは私は「あまり仕事熱心ではない研究者」ということに。。。。ヤバイ!焦ってきたわ。。。!)

「じゃあ、なんでLuxelさんはこういうブログを書いてるの? 書いていいの?」
という声があると思います。

では逆に、
研究者が予測を述べてはいけないのでしょうか?
専門外のことについて言及してはいけないのでしょうか?

私はそうは思いません。
専門は違えども、「科学的な捉え方、ものの考え方」というのは全世界共通であり、
人間の生活や人生を取り巻く広範な出来事にあてはめて応用することができる、と思うのです。
ましてや、医学は生物学の一分野とも言えます。人間は生物なのですから。

とはいえ、
私の専門の免疫学も、細分化されており、
正直、私も各サブ領域(腫瘍免疫、感染免疫、自己免疫、アレルギー分野等々)の全てに通じているわけではありません。(というふうに、免疫学一つとっても、様々なサブ領域があるのです。)

ですので、自分の専門外のことについては大筋しか書けませんが
(詳細は専門家にお願いしたいところです。)
今の世の中、最先端の専門記事よりも、初歩的な知識の方が不足していると思うことが多々ありましたので、あえて記事を書くことにしました。

というわけで、私は臨床医でもないし、ドンピシャの専門の研究者ではありませんが、
同じ免疫学(あるいは生物学、医学生物学)という大きな幹を見る分には、専門外の一般の人よりは見えていることもあると思います。
そういう観点から記事を書いています。

ただ、臨床医ではないし、やはり個々の症状にフィットしたアドバイスなどは
どう考えても私には荷が重いので、
個人的なご相談等には回答できません。
なにとぞご了承ください。

ただし、コメント欄に知りたいことを書いてくだされば、
「なるほど疑問点や情報のニーズはこの辺にあるのか」とわかるので
次回記事として、回答となる記事を書くことはあります。
時間が空くと思いますが、それでもよければ、どうぞご質問をお書きください。


最後に。
私個人は「大筋で、間違ってはいないハズ」と思ってこのブログの記事を書いていますが、
将来的には、新しい発見などによって覆されるかもしれません。
この記事を読む方は「多分に予測(ただし研究者としての、です)を含む内容だ」と思いながら
どうぞお読みください。
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<新>アトピーにステロイドを使わない治療ができる病院 [アトピー・湿疹対策]

以前のリンク「アトピーにステロイドを使わない病院」のリンク先がもうない、とのご連絡をいただきましたので、新たに情報をお知らせします。

「病院なび」
https://byoinnavi.jp/
のフリーワード検索欄で地域「県名」を選んで、その横の空欄に「ステロイドを使わないアトピー治療可」と書き込んで検索。
するとびっくり、結構な数でてきます。

でも、注意してください。
あくまで「ステロイドを使わない治療も選択可」の意味なので、
先生に直接、「ステロイドを使いたくないんです」とはっきり伝えてください。
医師によっては「うちのスタンダード治療はガイドラインの標準治療(ステロイド療法)なんだけども、患者が強く非ステロイドを希望すれば、可能」という先生もいます。というか、少なくありません。
受け身のままでいると、標準療法(ステロイド療法)コースに乗ってしまうことがあります。

それから、先生の方針もしばらくすると変わってしまう、ということがままあるので、
かかる前に病院に電話して、「ステロイドを使わない、という選択肢もありますか?」と尋ねるといいと思います。(「基本、ステロイド治療です」と言われることもあるかと思います。それはそれで無駄足踏まずによかった、ってことで。)

正直言って、「非ステロイド治療に対する熱意」は先生ごとに驚くほど違うので、「絶対に使いたくない!」という人は、もし通えるようなら、ガチで非ステ・脱ステを実践してこられてる先生(その道では有名な先生)に最初からかかった方がいいと思います。(乳幼児アトピーの場合、いつまでも通わなくてすみますので)

佐藤健二 (阪南中央病院皮膚科)@大阪市
佐藤美津子 (佐藤小児科)@大阪市
木俣肇 (木俣肇クリニック)@大阪府寝屋川市
藤澤重樹 (藤澤皮膚科)@東京都練馬区
堂園晴彦 (堂園メディカルハウス)@鹿児島市
吉澤潤 (吉澤皮膚科)@神奈川県横浜市
水口聡子 (こうのす共生病院皮膚科)@埼玉県鴻巣市
隅田さちえ(さち皮膚科クリニック)@広島市
今山修平(今山修平クリニック&ラボ)@福岡市

上記の先生がたは、「脱ステ」の



受診する前にぜひお読みいただきたいブログが2つあります。
(というか、私のおススメです)

アトピー覚書(成人アトピー当事者ブログ。)
https://atopicdermatitis.tokyo/
お子さんを将来アトピー(ステロイド依存症)にしないためにもぜひ。
私が見た中でもっとも科学的な当事者ブログです。
隅から隅まで読んで損はありません!
が、時間がない、という方には次の3記事を私が選びます(個人的ツボで)。
「ステロイド外用剤Q&A」
「赤ちゃんにステロイド」 ←私がこのブログで言いたいことがスマートな文章で書いてあります。f(^_^;)
「皮膚科が最大のリスク」

できたらこちらも。
「アトピー性皮膚炎にかかわる訴訟(3)」

若手の皮膚科医の先生の経験をつづったブログ記事
「ステロイドの適切な使い方っていうけれど……」
この中のアトピー/ステロイド関係の記事はどれもお勧めです。記事数は多くはないので是非読んでみてください。
皮膚科医として習ったことと目の前の現実(患者さんの症状悪化)とのギャップに驚く気持ちが素直に伝わってきます。
全ての医師がこの先生のように、曇りのない目で見てくれていたらよかったのに。。。。と思ってしまいます。

このブログの先生
 関口 敦之(野中広小路病院)@金沢市
も、アトピーの非ステロイド治療に理解があると思われます。(第一選択かどうかはわかりませんが)
かかられる方は「ステロイド以外の治療を考えたい」と先生にお伝えしてみてください。(当ブログでもこの先生の情報募集中です。どうぞよろしくお願いいたします。)


それから、
絶対読まなくてはならないわけではないですが、もっと知りたい!という方に。

「アトピー性皮膚炎のステロイド外用剤離脱」
steroid-withdrawal.weebly.com/
以前、脱ステ治療をしていて、今は皮膚のステロイド依存の研究をなさっている深谷元継医師のブログ

以上です。
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アトピーと保湿 〜成人と小児(乳幼児)の違い〜 [アトピー・湿疹対策]

おなつ様からコメントで質問をいただきましたが、
私は医師ではないし、症状を見れるわけでもないので、的をはずした回答になりがちだと思いますので、ここしばらく個別の相談コメントへのご回答はやめております。なにとぞご了承ください。m(_ _)m

そのかわり、自分の経験と仕事のバックグラウンド(基礎医学、免疫学)に基づき、
一般的なこと(教科書レベルの情報)からやや踏み込んで
「まだ医学の教科書には載っていないが、今まさに動物実験や臨床論文で結果や証拠が出つつあること、これまでの研究結果を踏まえた科学的な予測」
については、書いてもいいかな、と思っています。

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ご質問

5ヶ月の息子がいます。最近になり、膝の裏にポツポツと赤くなってきてアトピーらしきものが出てきました。お風呂も毎日ソープ付けて洗ってしまっていて、お腹はお風呂上がりだけ一部分真っ赤になっていたので、最近これが原因かもと思い、お湯に付けてだけにしたらマシになってきましたが、膝の裏は良くならず…今回昔のを読ませて頂いて色々と参考にさせて頂いこうと思うのですが、病院に行った方がいいと書いてあるのを見て、ステロイドわ使わないリンクに行ったのですが、古いからか見れず(泣 ) 10年程前に記載されたようなので、もしまだご存知でしたらもしよければ教えて頂けないかな?と思いコメントさせて頂きました。 私自身アトピー持ちで、どこに行ってもステロイド。。 ただ、いつもステロイド完治後更に悪化。そうどこに伝えてもダメでした。それでひとつ寝屋川にある皮膚科でステロイド塗らないところを発見してほぼ治ったのですが、そこは保湿はしない方針だったのが頭にあり、保湿せずきてしまい。最近新生児からの保湿がアトピー防止と言うのも読み、遅いかなと思いながら始め出した感じです。


<保湿について>

脱ステ医/非ステ医の中でも、保湿をするべきか否かについては意見が割れているようです。
もっとも、アトピーが重症で搔き壊しや浸出液があるような状態では
保湿剤は使えませんが。。。

正直、私にも「保湿剤依存」が起こる仕組みはよくわかりません。
ただ、一般的な生物学の知識として、「ホメオスターシス」という生物が備える機能があります。
「恒常性維持」と訳されます。
これは「生体を一定の状態にキープする機能」全般のことです。

恒温動物が体温を一定に保つ機能で、この言葉を説明することが多いですが、
例えば体温も、発汗も、ホルモン分泌、非常に多くの機能を含みます。

保湿成分の分泌にもおそらくこの調節機構があって、
保湿が足りてる=「保湿成分はもう足りてるから、自分で出さなくてもいーよね」と体が保湿成分の分泌を減らす(皮膚の湿度?か何かを分子的に感知して、かな?)、というのは理解しやすいかと思います。
だから、保湿剤を毎日塗っていると、体は皮脂などの保湿成分を作るのをサボり始めるわけです。
で、急に保湿剤をやめたりすると、皮脂の生産量はすぐには戻せませんから、思いっきり乾燥してしまい、「やっぱり保湿剤塗らなきゃツライ!」となって、いつまでたっても乾燥肌(or アトピー)から卒業できない。

(ただ、この説明が「保湿剤を塗っている間はアトピーが治らない」という人の症状を全て説明できる、とは思いませんが、、、あたらずとも遠からず、少なくとも一部の人には当てはまるのではないでしょうか。)

藤澤先生によれば、「脱保湿をしないと、脱ステの成功率は約2倍違うかんじ」だそうなので、
「どうせだったら、脱ステするときに、脱保湿剤もやってしまえ!!」という作戦には理があると思います。

ただし、これは成人の場合。

アトピー性皮膚炎は、成人と乳幼児では成り立ちが異なる、とわたしは推測しています。

<小児、特に乳幼児のアトピーの場合>

赤ちゃんは、胎児のうちは皮脂をせっせと生産します。
出産時には頭に白い脂=胎脂(たいし)をくっつけて出てくる子は多いです。
ところが出生後すぐに皮脂の分泌は減り始め、1ヶ月後くらいに分泌量は最低ラインに落ちます。
その後、皮脂の分泌量は10年くらいかけてゆっくりゆっくり増えていきます。

赤ちゃんや子供の肌がスベスベ♪なのは、皮脂の分泌が少ないからです。(そのかわりコラーゲンやエラスチンなどの保水成分は多いので、"ぷりぷり"と"スベスベ"が両立するのです。)
大人で”赤ちゃんみたいな肌”をしている人はほぼいません。成人は一般的には皮脂の分泌が多く、つやのある人はいても、赤ちゃんのサラスベ肌にはならないのです。

赤ちゃんがうらやましい、と思うかもしれませんが、
皮脂が少ないからこそ赤ちゃんは成人に比べて、ずっとアトピー性皮膚炎になりやすいのです。

皮脂の少なさに加えて、赤ちゃんの1割はアレルギー体質です。
どんな子も赤ちゃんの時期は免疫シーソー(Th1 vs Th2)のバランスがアレルギー側(Th2側)に傾いています。
それが、成長の途中で様々な菌やウイルスにである、すなわち、感染症にかかっていくうちに免疫力が鍛えられ、Th1側へと免疫シーソーのバランスが傾いていきます。
そうすると皮膚の乾燥も、アトピーも治っていくのです。(そもそも皮脂の分泌量はアレルギー体質の人は少ない。)

(例外はRSウィルスで、このウイルスは免疫系をアレルギー側に強く傾けてしまいますから
かからないように注意が必要です。RSウィルスに感染すると喘息の発症率が上昇します。)

ご質問の内容に戻りますと、
乳幼児の場合、
アトピー(アレルギー体質)の程度が軽ければ、保湿を予めしっかりしておけばアトピー性皮膚炎にはならずにすむでしょう。
でも、アトピーが重い(=アレルギー体質が強めの)お子さんの場合、どんなに保湿をしっかりしても、天然の皮膚バリア成分と同等の保湿剤は販売されていないので、ほっぺや膝、肘の裏、耳たぶの下などの皮膚が切れて、アトピー(湿疹)が治らないままになってしまいます。

これを無理にでも治そう、とするとステロイドを塗るしかないのですが、ステロイドを剤をこんなに簡単に小児に塗って果たして大丈夫か?
(ステロイド外用薬はかえって成長後のアトピー性皮膚炎を助長するのではないか? 乳幼児の頃からステロイドを多用していると、皮膚のホメオスターシスが狂ってしまうのではないか?、成長とともに「皮膚炎を起こしやすい皮膚(irritable skin)」になっていくのではないか?、と弟の症状を長年見てきた今、そう考えています。下記の参照ブログもどうぞお読みください)

そんなこんなをいろいろ考えあわせて、
私自身は「子供にはステロイドを使わない」選択をしました。

ずっと以前の記事、「皮脂温存入浴法その1その2)」や「消毒法」に書いたように、入浴は石鹸を使わず、夏は毎日、脱塩素シャーワー or 脱塩素風呂。冬は2、3日に一度。
湿疹部分から細菌感染しないよう、
入浴前に、イソジンで消毒し、亜鉛華軟膏をドップリ塗布し、その上にサポーターをかぶせたりしていました(じくじく湿疹が出ていたら、1日に1回、入浴 or シャワーの前に消毒。亜鉛華軟膏はハゲ易いので、ハゲてるのに気づいたらその都度塗りなおし。すごい消費量でした。。。)

はっきり言って、ステロイドを塗った方が、お世話はナンボか簡単です。
うちのキューくんはアトピーが治らない=湿疹全開!(ほっぺた、膝の裏、耳の下側)だったので、膝の裏は、大人用のサポーター(腕に巻くやつ。)や靴下の先をちょん切ったものを足に履かせたり、冬は足先までつなぎのカバーオールを着せてひっかきをガードしたり、あの手この手でした。育休期間中、非常に忙しかったです。
育休が終わったら保育園ではひも付ミトンをはめてもらってました。ガーゼのミトンにバイアステープを抜いとめて、ミトンがはずれないようにテープを蝶結びにしてもらってました。協力してくださった保育園の先生方にはもう感謝の言葉しかありません。(保育園の先生たちは上の子がステロイドを塗っても治らず、やめて初めてゆっくり治っていったのをその目で見て知っていたので、非ステに協力してくださったのだと思います。実際、ステロイドを使い続けて治っていない子は何人もいましたから。。。)

「こんな手間、いつまでかけなきゃならんのかなぁ。。。。」とタメ息をついてた1歳3ヶ月頃
キューくんは保育園からリンゴ病をもらってきて、いきなり!アトピー性皮膚炎はなおってしまい、今に至ります。

現在(8歳)、冬場に耳切れはちょこっと出ますが、それだけです。他にアトピーの症状はありません。

そんなふうで、乳幼児アトピーの場合、
「ステロイドを使わなければ、”アトピーを発症させない”というのは非常に難しいときがある。
どうしても発症してしまう子はいる。(→アレルギー検査でアレルゲンだけでなく、総IgEの値を調べてください。この値が高い子はアトピーを発症しやすいので、目安になるし、理由がわかって今後の予想もできるので安心材料になります。)

しかし、成長の過程で幾度も感染症と戦うことにより、免疫が鍛えられ、免疫のバランスが変化していき、遅くともだいたい3歳頃にはアトピー性皮膚炎も治ります。
(ステロイドを使っても、時期がくれば治る子はいます。。。。でも、ステロイドの副作用が出るかもしれません。その子がステロイドを使っても大丈夫かどうかは、誰にも予測できません。)
ステロイドを使うと、塗ったそのときは症状が消えますが、また再発し、また塗り、、、、を繰り返し、使わなかった場合よりも長引く、というデータがあります(unpublished data by 藤澤重樹)

そんなふうに、乳幼児のアトピーは「いずれ治る」(ほとんどの子が3歳の誕生日までには治る)アトピーなので、保湿剤は使っても使わなくても、お母さんの好きにしたらいいと思います。
もちろん、湿疹のあるところに塗ると染みて痛がるので、塗ったら赤ちゃんの様子をよく観察してみてください。、
湿疹の患部は避けて、乾燥だけしている皮膚に塗ってください。
(うちはヒルドイドローション/ソフトともに、2人とも「かゆい!」と言って嫌がりました。なので、結果的にですが、ノー保湿でとおしてしまいました。)

私がもし保湿剤を使うとしたら、来年、冬になる前から、今、症状が出ている部分だけ重点的に保湿剤(ヒルドイドソフト)を塗って予防します。(いったん湿疹が治らないと、この手は使えないんですけどね。。。)

寝屋川の先生、というと木俣先生のところでしょうか。
大阪ですと阪南中央病院の佐藤先生も頼りになりますけど、
佐藤先生こそ脱保湿派です。(←おこさんの様子が、おかしいな?皮膚から感染しちゃったかな?と心配な時はぜひ佐藤先生のところに行かれるといいと思います。入院もできます。もちろん、木俣先生でも大丈夫です。ご経験はともに同じくらい豊富なはずです。)

正直なところ、脱ステの先生たちもその分子機序まで理解して治療なさっているわけではありません。
ただ、みなさん経験豊富で、「ステロイドを使わないで病気をなんとかする」腕を磨いてらっしゃるので、その辺のフツーの皮膚科医が代替できるようなレベルではない、ということです。かけこみ先をキープしておくのは大事だと思います。

こんな感じですが、お役に立ちましたでしょうか?

<参考>
「赤ちゃんにステロイド?」
(「アトピー覚書」より)
↑atopysanという成人アトピーの当事者の方のブログです。
この方のブログは私から見ても、非常に論理性が高く、科学的に正確です。なにより文章がスマート!(←爪のアカを煎じて飲みたいです。orz)
こちらの記事も。
「皮膚科が最大のリスク」
↑刺激的なタイトルですが、私の経験に照らし合せれば、非常に妥当です。
アトピーや湿疹で、普通の皮膚科医にかかるのはかえって危険です。
もし近くに非ステロイド治療の皮膚科医がいるようなら、そこに行ってみると良いと思います。






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残念ですが・・・GOOD LUCK.(必見!の動画あり) [日本の子どもの未来に、大切なこと]

!!!忙しい人は、この動画↓だけでも見ていってください。文章はいいから!!!
https://www.youtube.com/watch?v=K4xhvAtvYuA&feature=youtu.be

今回の選挙、たいへん残念な結果になってしまいました。。。
最後のチャンスだったのですが。。。
<2017衆議院選挙結果>
https://www.nhk.or.jp/senkyo/
自公だけでも改憲ライン310を超えてしまいました………
日本を70年以上も守り続けてくれた日本国憲法に、ついに、お別れする日が目の前に迫ってきました………

本当に、9条は、日本国憲法は、日本人を守り続けてくれたのです。魔法の盾のように。皆さんが想像する以上に。日本の自衛隊を米国の戦争に加勢させたいR.アーミテージ氏(元・国務副長官)をして「9条がバリケードのように立ちふさがる」と言わしめ、日本人の血が流されるのを阻止してくれていたのです。
私はこの件について相当調べ、確信しました。ヒントは"安保密約" "日米合同委員会""全土基地契約"あたりです。手掛かりにして探してください。いつか、その全容をブログに書けるといいのですが、そのときすでに日本の状況が書くことを許さなくなっているかもしれません。
懸念は改憲のことだけではありません。日本は一般国民にとって超危険な国家に変貌しつつあります。

なぜか?
えーと、まずはこの衝撃的な動画を見てください。
忙しい人は、この動画だけ見てくれれば、もう私の下手な文章なんか読まなくて結構です。
そのかわり、一言一句、よく聞いてください。(テロップもあります。下の白い方。)

https://www.youtube.com/watch?v=K4xhvAtvYuA&feature=youtu.be
(短縮URL)
http://bit.ly/29A1IFD

<できたら、みなさん可能な限り、この動画を知り合いの人に見せてください。>
普段ネットに触れない人には、スマホやタブレットで見せてあげてほしいです。
普段、自民党に入れてる人にこそ、見せてあげて欲しいです。
(選挙前に、この動画だけは出したかった!!私も選挙後にTwitterでもらいました。残念ながら)

編集前のフルバージョンはこちら。(約50分)
https://www.youtube.com/watch?v=BrxAi30Szpw
創生「日本」東京研修会 第3回 平成24年5月10日 憲政記念会館

なぜ自民党や安倍政権が続いたらダメなのか、一発でわかりますよね?

安倍、衛藤、長勢、稲田、城内、新藤、下村
全員、自民党議員連盟・創生「日本」のメンバーです。(=日本会議メンバーでもある)

安倍政権だけは交代させて、昔の、まだしも正常な自民党に戻って欲しかったのですが、
それすら達成できませんでした。。。。

「これ、2012年の映像でしょ? 支持者向けのリップサービスじゃないの?」というご意見に対しては
こちらをどうぞ。
http://www.huffingtonpost.jp/2017/10/25/story_a_23256162/
明らかに、「日本会議」への選挙結果報告&祝賀会です。
ちなみに「日本会議」はこういう主張をする人の集まりです。
https://dot.asahi.com/wa/2017102400073.html?page=1
安倍自民党が選挙に勝ったので、コソコソ隠れている必要がなくなり、表に出てきましたね。
(ひと昔前なら「右翼」として、まともなメディアには鼻にも引っ掛けられなかったような主張です。
しかし今や、朝日も平伏してご意見を掲載しなければならないほどの存在になりました。)

ちなみに、
上の動画、TVは絶対に!!放送しません。
情報はネットで得る方が良いと思います。ネットメディアもいろいろなので、注意してください。
Twitterは結構役に立ちます(ただし、フォローする情報源の人は選ばないと、ですが、ニュースや情報は圧倒的に早い!)

「え?憲法かえるには、国民投票で過半数の賛成が必要でしょ?」
と言われると思いますが、
たぶん、ダメです。国民投票も、クリアされてしまうだろう、というのが私の読みです。
今回の選挙結果をみれば、私を含む普通の日本人が
どれほど政治に鈍感で、騙されやすい人達か、よくわかりますから。

。。。。。。。。。。。。。。。。。

もともと、このブログには政治のことなんか、書く気はなく、
お気楽に、子育ての日常を綴るつもりでした。
でも、日本の子育てはお気楽を許さないんですよー。
保活、アトピー、喘息、食物アレルギー……
その都度てんてこ舞いで、対処に走ってました。

でも、それすら平和だったんだな、と思えるような
日本の政治の大激変(の予兆)がありました。

「(日本会議をバックボーンとする)この政権をとめなくては、
戦前に戻ってしまう!」
女性の人権も選挙権もなくなるだけではなく、男性も普通選挙権を失い(←緊急事態条項が発動されれば、基本的人権や参政権などは制限される)
はっきりいえば、女性が「家」の奴隷だった時代に戻ってしまい、
自由にものがいえなくなり、戦争にも反対できなくなる。(←私の祖父母の経験を聞いて、知っています。)
権力ある男たちの決め事には逆らえず、
せっかく育てた可愛い我が子を徴兵され、
戦争に送り出さねばならなくなり、我が子は帰ってこない・・・・

そんな時代に逆戻りしてしまう……

そんな思いから、何度か選挙のたびに
及ばずながらもこのブログから情報を提供し、皆様にご協力を、投票を呼びかけてきました。

………ですが、もう日本は最後の曲がり角を曲がってしまいました。
これ以降、良いことがおこる確立はぐんっと減ってしまいました。
相当みんなで頑張らないと、この状況をひっくり返すのは困難。

正直なところ、
私はもう自分の子ども達は一刻も早く海外に出そうと思っています。
そのために、思いつく限りの手立てを講じています(客観的にみて効果的かどうかはわかりませんが)。
・・・・極端だと思いますか?
(でも、あの動画↑を見たら、当然ですよね?)

「いま、日本はどの位置にいるか?」について、私がどのように捉えているか、というと
ちょうどよい寄稿文がありました。
カナダに子連れで留学中のジャーナリスト・小笠原みどりさんから(ママはこれ必読です!)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/403155
私はこれとそっくりな話を
別の研究者(海外帰り)から聞いています。
トルコ人の留学生が、以前は「国に帰りたい」と口にしていたのが、この4、5年言わなくなった、、、と。
(最初のyoutubeの動画の後にやってくる世界が、今のトルコです。いいえ、独裁下のトルコより悪いかもしれません。)

去年、トルコは海外留学者に、「帰ってこい」と国が命令を出しました。
順調に民主主義国化する、と思われてたトルコはここ4、5年で急速に独裁化し、大学や放送局が国(エルドアン大統領)によって取り潰され、大学職員も解雇されたのです。
海外にいる研究者は、当然のことながら、帰国に二の足を踏んでいます。
むしろ帰国しないためには、海外で生き残らねばなりません。
海外にいる方が安全ですから。

いま、日本がまさにそのトルコを後追いしています。
安倍の総裁任期の3年で済めばいいのですが、その間にどこまで憲法はズタズタにされてしまうでしょう・・・
次回の衆議院選挙が、無事に実施されるかどうかも怪しい、と私は見ています。(緊急事態条項の発動によって阻止されて。もしくは選挙法が改悪されて。)

これからは、日本の教育も容赦なく右傾化されていきます。と予言します(的中率100%、と宣言します。苦笑)
すでに首都圏の公立中高一貫校の歴史教科書は修正史観の育鵬社のものに変えられています。
<参考記事>教科書の特徴について具体的に触れています。が、こんなものではありません。もっと酷い。
http://blogos.com/article/23755/
だれも正しい歴史を習わなくなる。
そうやって、子供たちを洗脳していくのです。
自分の子供だけでも、洗脳から守らなくてはなりません。
私は、現行の、まだまともな教科書を買っておくつもりです。

ちなみに、
灘中学が選んだ「学び舎」の歴史教科書、本当にオススメです!(Amazonで買えます)
さすが名門校。
右翼の攻勢にも負けない校長がカッコよすぎる。。。
↓毎日新聞も同事件を報じていますが、こちらの「リテラ」の記事の方が詳細。
http://lite-ra.com/2017/08/post-3360.html
灘中の校長先生直筆の経緯説明書。逆に調査して相手の正体を突き止めてます。
toi.oups.ac.jp/16-2wada.pdf

私も「自分の国は自分で守る」
ことに、異論はありません。
だけど、それならばなおのこと、この国のトップの老人たちが
若者に、私たちの子供たちに向かって、一方的に「血を流せ!」というのではなく、
彼らの血をできるかぎり流させないよう、懸命の努力をしないといけないハズです。
若者の血を流させないためにしなくてはならないのは、今の政府がやっているように
米国に追従し、さらには米国を焚きつけて戦争を煽るのではなく、
戦争が起こらないよう、関係諸国に対し、外交努力を続けるしかないと思います。

(私自身は北朝鮮の非核化に向けてコンタクトすべきはロシアだと思っています。
プーチン大統領をわざわざ山口に呼んで、ただで3000億円のおみやげつきで帰すのではなく、
この話をロシアとすべきでした。どうせ、北方領土なんて返してもらえる訳はないのですから。
←敗戦ってそういうものなのです。命も領土も取られるんですよ。負ける戦を始めてはいけないのです。今まだ日本の領土と日本人という民族が存続しているのは、歴史の幸運以外の何物でもありません。戦勝4カ国による分割統治=事実上の植民地化もありえたのですから。
※このあたりのもっと詳しい事情が知りたい方がいたら、コメント欄でリクエストしてください。)


でも、実際に、子供たちを海外に出すのが間に合うかどうか、、、怖いです。
やはり、親として
日本の戦前回帰を食い止める努力を、少しでもしないわけにはいかない、と思いました。

ただ、いつまで
このブログで呼びかけができるか、わかりません。
なるべく頑張りますが、、、
このブログが見えなくなった時は、もう最終アラート、
「Luxelさんに、何かあった!」と思ってください。

その時は、ネット上でも二度とお会いすることもないでしょう。

この先、皆さんと子供たちの無事を祈っています。

GOOD LUCK............


<情報の収集について>
TV・新聞はほとんどダメになっています。頼りになりません。
(頑張ってる新聞は東京新聞くらい。)
大手ほど、トップを安倍&日本会議に抑えられてます。
(読売&産経は昔っから自民シンパなので、論外。
韓国のベトナム戦争での女性暴行記事を拡散したのは産経グループですが、
その記事はあのレイプ犯・山口敬之の捏造記事でした。)

私はTwitterと、いくつかのニュースソースを使っています。←全ての記事が信頼おける、というソースはありません。なるべく裏をとるようにしています。
Twitterは、フォローする人をよくよく選ばなくては必要が情報がひっかかりませんが、
頑張って、信頼できる情報ソースとなる人を探してみてください。
主張の近い政党の公式Twitterがリツィートしている人の中で、「これは」と思う人の過去発言を洗ってみたらいいかも。
(あと、見分けるコツ、としては意外に「言葉遣い」がいいかも。簡単にボケとかバカとか暴言を吐く人は、リアルでも知性品性に問題あり、と見て間違いありません。安倍さんシンパにこういう人多い。。。)

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<選挙メモ>私の投票基準:選挙直前版 [日本の子どもの未来に、大切なこと]

22日(日)の選挙日0:00まであと、1時間っっ!!(焦)

今回選挙での、市民としての私のの投票戦略(!かっこよく言い切ってみた)を
先の記事に書き出してみましたが、
あの時点から、さらに状勢が動き、
私も、ちょこっと選挙について詳しくなったので、
ここに直前版を書いておきます。

急ぐ人は、下の方の<本題>を先に見てください。
以前は「比例は共産党へ」と書きましたが、選挙日が近づくにつれ情勢がわかってきたので
選び方について、改訂版を書いています。

================
ここに来て、はっきりさせましょう。
ものすごくわかりやすくいうと、
今回の選挙は
「これからも安倍内閣でいいですか?」選挙
です。
だから、「かねては自民党支持」でも「安倍は支持しない」とか「自民党内で政権交代を」を望んでいる人には「今回だけは、自民党に入れないで!!」って言います
ある程度、自民の議席を削らないと、自民の中から「安倍氏は責任をとって首相交代を」という流れにならないからです。

だって、こんな人が首相やってるデタラメな政権が続いてもいいの!?
この政権下であなた自身が幸せになれると思ってる?

自分のお友達だけに利益誘導し(森・加計で40億円!)、
憲法を無視して、米国の思惑どおりに集団的自衛権を強引に閣議決定し、
日本人が、自衛隊の人たちが、海外の戦地で血を流し死んでいく道を開いてしまいました。(米国の機嫌をとるために、です。)
そして自分に反対する者、都合の悪い者を捕縛し、排除できるようにするために
「特定秘密保護法」と「共謀罪」を制定しました。

安倍さんを支持する人は「アベノミクスのおかげで景気がよくなったじゃないか!日経2万越えだぞ!」とか言いますが、株価はもはや日本経済の指標ではありません。
安倍内閣が私たちの大切な年金の原資(GPIF)で株を買うように指示したのです。
その額が巨額なので、GPIFが株を買えば、株価を支えることができます。
だから、今の株価は「見せかけ」ですが、日本経済の信用が崩れれば
バブルが崩壊し、巨額の年金原資が一瞬にして失われます。当然、為替でもデフォルトを起こし、「預金封鎖」までいくでしょう。

それから、安全保証について。
北朝鮮等の海外リスクについて心配な人は下のリンクを読んでください。
日本人で最も現代の戦争を知る人物である伊勢崎賢治氏が、「北朝鮮対策における最大のリスクは。安倍だ」と言っている、その理由を知っておいてください。
https://www.facebook.com/miyuki.kohara.7/posts/1908256462521974?pnref=story


もしこん選挙で安倍政権が継続されれば、これからいよいよ安倍氏は悲願であった
憲法改正に取り組むつもりです。
まだ首相にも指名されていないのに、
この秋から改憲に取り組む、と宣言しました。
改憲するのは9条だけではありません。
11条、13条、24条、97条、そして、
「緊急事態条項」の新設です。
(このような「大日本帝國憲法」化は、安倍首相の支援団体・日本会議のおじいさん達の妄想じみた悲願なのですが、それが現実のものとなりつつあります。現代を生きる私たち、特に女性と子供にとっては悪夢としかいいようがありません。)

もう今の状勢で、自民・公明が過半数の議席をとるのはしかたないにしても、
せめて「安倍内閣」という危険な内閣は交代させなくては。

この選挙は安倍YESNOか」選挙なのです。

そうそう、

ちなみに、
もし改定された憲法に基づいて「緊急事態宣言」がだされると、私たちは人権を剥奪されて、
何をされても文句言えません。
実際、太平洋戦争中がそうだったのですから。
徴兵逃れなどしたら、「逮捕==>拷問(により死亡)」。
人権なんか、あったものじゃない。

これは戦前の日本そのもの、
そして、ナチスの手口そのものです。
(麻生太郎財務大臣が実際に言ってましたね。「ナチスの手口を学んだらどうかね」=ワイマール憲法の効力を停止させたナチスのように、うまくやれ、と。)
ヒトラーは民主主義選挙によって選ばれたのです。

私たち大人全員が選挙権を持つ、いわゆる「普通選挙」は 日本ではこれが最後かもしれません
え!?まさか、そこまでは。。。と思う人、多そうですね?
でも、安倍内閣がこの選挙後も続けば、そうなっても全然おかしくないです。
(安倍が退陣したら大丈夫か?っていうと、そうでもないんだけど、、、
安倍のおトモダチが内閣を引き継いだら同じですけどね。でも他の人の可能性が出てくるだけでもマシ)
=======================================
さて。やっと本題。

<これはあくまで私自身の投票戦略です!!>
こんなふうに考えてるのかーー、とチラ見して、
「じゃぁ、自分はどうしようか」と考えてみてください。
選挙区ごとに立候補者の状況が違うので、あくまでこれは参考程度に。

ここに至って(10/18現在)、立憲の人気がどうやらうなぎ昇りで
「玉切れ=(比例の)候補者切れ」が心配、と言ってる人もちらほら出てきました。
(「立憲は比例に少ししか(候補を)立てていない」っていうTwitterが出回ってるけど、それは嘘です。小選挙区に出てる人は、ほとんどが比例復活のために重複立候補してます。)
でも、私は素人ですが、比例支持率13%(10/19朝報道)では立憲の玉切れまで心配なブロックはないと思います。(もっと上がれば、玉切れするかも、ですが。。。)

とすれば、比例復活にかけるしかないのですから、立憲への比例票はあるに越したことはない。
どの人も小選挙区で自民と互角か劣勢で、もし小選挙区で負けても、比例で復活させてあげなきゃいけません。でも、今回の選挙の野党共闘の最大の立役者はやはり共産党です。犠牲を覚悟で小選挙区候補を引き下げてくれた。こちらにも報いたい。うーん、比例票が2票欲しいなぁ。。。

で、前回の投票メモと違う点は以下。

(1) 小選挙区では自民以外の2番手に入れる。※ただし熟考して厳選してください。」
小選挙区では特に票を集中させる必要があります
(自民・公明・維新候補がトップ走ってる) vs (2番手は立憲 or 共産 or 社民 or 希望
 ならば、2番手の候補に投票。(自公維新の席を1つでも減らさなくては!)
 希望が2番手にいる小選挙区では、候補者本人の主張をよく聞いたり、調べてたりして、ふさわしいかどうか判断してから投票する
(こういう選挙区で共産党候補も立ってて複数野党で、迷う、、、というケース。)

「えー、あの希望の候補って民進党の裏切り者じゃない。それでも2番手なら入れるの?」と思うかもしれませんが、
今の状況で最優先すべきは、「一席でも多く、自民党から議席を削ぐこと」なので、今、希望公認でもなんでもいいんです。なにせ、騙し討ちのようにして希望の党に連れていかれて、署名させられたわけですから、混乱した人が多かったそうですから。
希望の党は衆院後に分解・消滅する可能性が高いとみています。なので、候補者本位の目線でその人となりをよおーーーーく見て、票を入れてください。候補者本人や事務所に、「今後、自民と連立する可能性はあるか?」と確認するのが良かったのですが、すみません、時間がなくなってしまいましたね。
ツィッターとかで本人の過去の発言からスタンスを確認することはできると思います。

選挙に当選すれば本人に、支持者の一人として「むやみに改憲しようとしている自民には協力しないで」と要請することもできます。選挙区の市民は、たった一人でも、候補者にとっては(こちらが思っているよりも)重みがあるのです。(逆に言うと、選挙区以外の市民が何を言ってもムダなときがあります。)

で、誰が2番手か?
を見るには、新潮とか文春といった雑誌が当選予測一覧を選挙直前号とかに出しますが、
私はネット派なので
こういう候補者リストのサイトをみて自分の地域の候補者を確認し、
http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2017/koho/
さらに、こういう↓情勢分析をボランティアでやってる人の情報とかも参考にしながら
http://twilog.org/miraisyakai
戦略を練ってます。けっこう楽しいですよ!?

(↑このサイト、個人で作業してらっしゃるせいか、1日か2日のタイムラグこそありますが、そろそろ選挙日が近いので、徐々に確度も高くなっているのではないでしょうか。
この方のデータの確度はわかりませんが、新聞・雑誌ひっくるめての情勢分析比較をやっているサイトが他に見つけられませんでした。。。。他にもあるよ!という人はどうぞ教えてください。)

(2) 比例は死票になりませんので、立憲民主・共産党・社民党のいずれかに入れることになります。
これらの党のうち好きな党に入れればいいのですが、
全員が立憲に入れてしまうと、玉切れ(候補者不足)をおこしてしまいますので
ほどほどに3党に分散するのがいいのです。
でも、あくまで比例は一人1票ですよね。

で、これは配偶者がいると使えるかもしれない方法なのですが、
うちはパパと相談して
「パパは立憲に、ママは共産に」
というふうに、家庭内で分散させました。

これ、各家庭でやればバランスとれますよね?(笑)
こういう投票の仕方があってもいいかなー、と。
どうぞご参考まで。
(ここに至るまで、パパともいろいろ話せたので、勉強になってよかったです。)

でも、個人で「いい、と思う党」に入れるのが本来なので
一つ参考までに、ってことで。

では、そろそろ選挙運動禁止の時間が近づいてきました。

明日の選挙で日本の運命はほぼ完全に決まります。(大げさじゃないですよ。)
選挙結果によっては
明日以降、昨日までの日本とは大きく違う方向に舵を切っていくことにります。

お互い、自分たちの子供を、どうか無事安全に育てられますように!!
では、みなさん、

DO YOUR BEST VOTE !!
 &
GOOD LUCK!

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「北朝鮮が怖いからアベさん支持!」という向きについて [日本の子どもの未来に、大切なこと]

どうもネットを見ていて、
うーん、ちょっと国民、乗せられすぎじゃないですか?
と思うので、
参考までに、一つのリンクを紹介します。

日本人のうちで、現代の戦闘を最もよく知る伊勢崎賢治氏の
今回の選挙にあたっての応援演説文書き起こしです。
https://www.facebook.com/miyuki.kohara.7/posts/1908256462521974?pnref=story

ちなみに伊勢崎氏は若い頃は国連で紛争国の武装解除政策を実行してきた、自称「紛争屋」で
ここ最近は自衛隊の幹部クラス相手の教官でもあります。
そういう人が「北朝鮮問題におけるいちばんのリスクは、安倍内閣、安倍氏そのもの」と断じているのです。

よく、読んでみてください。
この説明文だけで、状況を理解するには十分です。

Jアラートはこけ脅し、私たち国民を扇動し、安倍さんが自分を有利にしようとしているのです。
本当に北朝鮮のミサイルが怖いんですよ!と彼がいうのなら
ではなぜ、その北朝鮮のミサイルやテロの標的となっている日本海側の原発を再稼動させたりするのでしょう?(原発をターゲットにしている、と北朝鮮の高官がアメリカで明言しているのです。)
なぜ、すべての原発の燃料棒を抜いて、地下に隠さないのでしょう?
どうして私たち国民のために「何万個ものシェルターを作れっ」と号令をかけないのでしょう?
(韓国にはソウルを中心に1万8千箇所のシェルターがあり、数百万人が避難できるそうです。)

・・・このことから見えてくることは
安倍氏自身が「北朝鮮はミサイルを日本には落とさない(飛び越えるだけ)」と考えている、ということです。
もちろん、安倍さんだけでなく、霞が関のエリートや防衛省幹部組もそう考えている、ということです。私たちよりずっとたくさん情報を持っている彼らが、そう判断している、ということです。

皆さんも、乗せられないでくださいね。



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